【貧乏男一人旅】身近で楽しい海外旅行 超弾丸で台北に行ってきました【中正記念堂・淡水・士林夜市】
現地の台湾の人にとっても人気店のようでかなり混んではいるが、回転率が良いのですんなり入れた。黄色い紙に注文するものの数量とテーブルナンバーを書いてお店の人に渡すと数分でポンと注文したものが出てくる。
注文したのは店名にもなっている人気メニューの魯肉飯。
値段は大サイズで50元。激安の殿堂。
ごはんの上で角煮みたいにほろほろした肉がとろとろと蕩けて、それが醤油ベースのたれと絡んで、もうたまらんのである。
鶏肉とあさりのスープも頼んだ。値段は忘れたが50元か60元である。
店の隅っこでゴキブリが動き回るのが見えたが、もはやそんなもの気にならないくらいこの店の飯は美味い。ゴキブリさえもこのスープに入ったら最後、美味しく頂けそうである。
昼飯時に行ったので大変混みあっていて、レジの人はカリカリしている。
台北に着いたばかりで台湾元の扱いに慣れていなかったのであたふたした末に1000元札を出したら、おつりを40元ちょろまかされた。
おつりを貰った後に外に出て、40元ちょろまかされたことに気づいたぼくは大変フンガイしたが、わざわざレジに行って指摘する勇気はなかった。わざとであろうがレジの人はレシートを出さなかったので、今更文句を言ったところで水掛け論になるに決まっている。水掛け論になれば気の弱いぼくが負けることは目に見えているので、とぼとぼと敗走した。
金峰魯肉飯の近くには、台北の中でもメジャーな観光スポットである「中正紀念堂」がある。中正とはかの蒋介石の本名であり、蒋介石が死去した際に建てられた建築物であるらしいが、ガイドブックをろくすっぽ見ていなかったぼくは中正紀念堂の外装を全然知らなかった。
マップを参考に中正紀念堂の方角に行くと、それらしき建物があった。
ははあ・・・これが中正紀念堂か。と思ったが、観光客が全然いない。
建物の内部に入れるので見てみると、本屋だの茶店だのしまいにはクラブらしきものまである。
なるほど。蒋介石はディスコがお好きであったか。
なんてことまで考えたが、入った側の反対側にも扉があり、そこから外に出てみると・・・立派な建物があった。
階段を上り、中正紀念堂に入るとデカい号令が聞こえる。
蒋介石像前の衛兵の交代である。動画も載せておく。
ブログ用。
— あまのじゃくのきまぐれ (@amanojakky0217) 2018年9月23日
中正紀念堂の衛兵交代 pic.twitter.com/NQLTt9xQKC
これを見れたのは単純に運が良かった。
緊張した雰囲気の中で衛兵は交代するが、交代後に立ち入り禁止のロープを回収する年配の隊員が鼻歌を歌いながら屁をブリブリこいていて笑った。
それにしても蒋介石像を守る衛兵は、朝が来たトイストーリのおもちゃよろしくピクリとも動かない。
瞼一つ動かさないので、すごくからかってみたいが間違いなく銃剣で刺される。
係り員が衛兵の汗を拭いたり、蒸れた股間の位置を直してあげたりしている。夏場の男の悩みを理解しているようだ。そのシーンも写真に撮れたら良かった。
夕陽が落ちるのは本当に早い。
夕陽の沈んだ後の遊歩道もまた雰囲気が良い。
夜市を歩いているだけでも色んな食べ物の匂いが漂ってきて楽しい。食べ物を売る屋台だけではなく、洋服やスマホの周辺機器を至るところで売っていたりしている。ゲーム屋台の数もかなり多い。
夜市の屋台の人には客の呼び込みが上手いイメージがあるが、意外とそんなことはなかったりする。
試食を呼びかけるお姉さんは常にうつむき加減だし、店に呼び込みづらい人が通った時は、クルリとその場で回転してお店の方を向き試食用のパイナップルを食べたりしてごまかしたりしていた。店に呼び込みづらい人とは僕のことである。
行列のできている屋台の前にある、人の入っていないサイコロステーキ屋台のご主人なんかは呼び込みをかけようにも足踏みしている雰囲気である。
積極的に呼び込みをかけるお店に人がたくさん入っていくわけで、どの店に入ろうか迷っているときに呼び掛けられると「この店に入ってみようかな」と思うものなのである。
そんなわけで髭だらけのおじさんに呼び掛けられて、60元の牡蠣のオムレツを食った。
めっちゃ美味い。
ハチノス入りの麺。
他にも仙草入りのミルクティーを飲んだり、排骨のから揚げを食ったりした。
士林夜市はかなり入り組んでいて、少し路地を行くと冒険気分を味わえる。
2時間くらい夜市を練り歩き、ホテルに帰って寝た。
もうすでに長い記事になってしまったので、2日目の旅行記は次回の記事にしようと思う。