ニュージーランドに来てから一年経った近況とブログのあれこれについて

ブログってむずくね?

このブログも二ヶ月ぶりの更新となる。

ニュージーランドにワーホリとして来てから一年経つ身として言い訳をさせてもらえるならば、ニュージーランドで定住を持たずに移動しながら生きるというのはキリギリスになるようなものなので、怠け癖がつく。あるいは移り変わる環境の変化に対応するのに精一杯でブログを更新している暇がない。

所詮言い訳にすぎないので、どちらの言い訳を使ってもさほど変わりはないし、二つ合わせたところでやはり言い訳以上のものにはならない。

そうなのだ。もう二ヶ月も更新していないのだ。

時間とは早いものである。

それに加えて、ブログとは難しいものである。

ニュージーランドに来てからの日誌や旅行記のようなものをせっせと書き続けていたわけであるが、ぼくは誰に対して書いているのだろうと疑問に思っていた。

そもそもニュージーランドに興味がある人にしかニュージーランドの記事にアクセスする機会はないわけで、ぼくが労力を尽くして日誌や旅行記を書いたところでニュージーランドに関心を持っている人たちはまず地球の歩き方なりを読んで実地体験をするはずなのだ。(現況のコロナ禍ではそれも難しいだろうけど・・・)

ぼくのこのネットの世界に埋もれたブログが読まれる機会があるとするならば、ニュージーランドで生活している日本人が気まぐれで検索するくらいではあるまいか?そうなると、このブログの読まれる可能性はほとんどノーチャンスである。

さらに言うなら旅行記をあげるのも実はけっこう面倒なのである。どこどこに行ったのかを思い出して、写真を整理する。ぼくは一眼レフで写真を撮るのだが、写真のデータサイズがデカいので、圧縮させる必要がある。そうしないとたとえこのブログにアクセスしようとする人がいたとしても、データの読み込みに時間がかかりすぎて、読まれる前にブラウザバックされてしまうからだ。この写真のデータ圧縮がめんどくさい。誰がこのブログを読むのだろうと考えはじめるともうやる気がなくなってしまう。というかニュージーランドはどこに行っても絶景である。そんなこと分かりきったことなのに、『どこそこに行けばこんな絶景が・・・』と書いているのもバカバカしく思えてくる今日この頃だ。無論、これもまた言い訳である。

 

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絶景を食いやがれ(上からTekapo湖、Pukaki湖、Mt.Cook)

 

考えてみれば最初から旅行記を書きたいと思って、このブログをはじめたわけではなかった。日本の社会人生活につまづいて、ただなんとなく自分の頭から捻り出した長文を発信する場所があってもいいのではないかと思っただけなのである。

だから気軽にやればいいはずなのだ。

 

ニュージーランドの生活について

昨年の十二月にニュージーランドに来て、一年ちょっと経つ。

最初の三ヶ月ばかりはブルーベリー農園のオーナーとバトルしたりオークランドの刑務所みたいなバックパッカーズで窮屈な思いをしたりペーパードライバーなのに車を購入したりと、ニュージーランドの生活になれるのも大変だったが、まあ慣れてしまえばこっちのものである。

不愉快な思いもいくつかあったにせよ、ニュージーランドの自然に囲まれて、人間の喧騒のないところで肩甲骨を伸ばして昼寝をする生活は気楽で贅沢なものだ。ロックダウンで飲食店はダメージを受けたものの、ニュージーランド政府の素早い対応で新型コロナによるダメージも少なかった。今のタイミングでニュージーランドに来れて、けっこうラッキーしていると思う。

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QueenstownのNew Year Party


 

じゃあ、ニュージーランドに来て永住することがハッピーなことかどうかと言われると、これは人によると思う。こっちに来て、ニュージーランドのポジティブな面もネガティブな面も見ているので、個人の見解の枠を出ないが、参考になるくらいのものは出せるはずだ。これは次回の記事のネタにしよう。次に書くべきものを決めておかないと、またブログの更新をサボってしまうからだ。