【貧乏男一人旅】超弾丸二泊三日のシンガポール旅行の巻 熱中症には気をつけよう【マリーナ・ベイ・サンズ&マーライオン&ラッフルズホテル】
- シンガポール旅行2日目
- シンガポールの朝はバクテーではじまる
- マリーナ・ベイ・サンズへ行く
- マーライオンを見に行こう
- シンガポールNo1チキンライスを食べに行く
- ラッフルズホテルのロングバーに行く
- 熱中症で、フィッシュヘッドカレーを食う
- 最後はやっぱりカジノに行く
- この日歩いた距離 30km
シンガポール旅行2日目
シンガポールには3日しかいないので、2日目は急いでシンガポールを観光しました。
とにかく回れるだけ回ろうと、ガムシャラに歩き回りました。
その結果・・・、まあ・・・後にしましょう。
二日目の午前は「マリーナ・ベイ・サンズ」の展望台へ行きました。
一応、1日目の記事も下にリンク貼っておきます。
シンガポールの朝はバクテーではじまる
「マリーナ・ベイ・サンズ」に行く前に、まずは朝食を食べます。
さてさて、まずは問題。
シンガポールの朝食といえば、何でしょうか?
じゃあ、一番前に座っている、しょうた君。
はい。そうですね。バクテーですね。
よく分かりました。偉いです。
・・・・・・。
そんなわけで、まずはバクテーを食べに行きました。
行ったのは、有名店「ソンファ・バクテー」
朝9時開店なのですが、開店前に行ったのにも関わらず、すでに人がけっこう並んでいました。
バクテーはこんな感じです!
朝から骨つきの肉をがっつり食うなんて正気かよと、思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、がっつり肉を食べている感じがしないのが不思議なものです。
ニンニクや胡椒などで、しっかり肉の臭みが抜かれているので、肉っぽさなし!
めちゃくちゃ美味い。
それに、バクテー食べると、朝から元気もりもりになるんですよ。
ご飯をスープに浸して食うと、さらに美味しい。あまりに美味しいので、空芯菜まで頼んでしまいました。
ドリンクとか色々頼んでいたら、朝食に1500円以上かけてしまいましたw
まあ、まあ、良しとしましょう。
う〜ん。朝から元気もりもり。絶好調!
ってなわけで、「マリーナ・ベイ・サンズ」まで歩いて行きました。
マリーナ・ベイ・サンズへ行く
ホッカーズで買ったマンゴージュースを飲み、朝っぱらからTシャツを汗でびしょびしょにしながら、たどり着いたは、マリーナ・ベイ・サンズ。
前日は建物の外観は見たのですが、中には入っていなかったため、この日は展望台に登ります。
マリーナ・ベイ・サンズの展望台に行く方法として、2種類あります。
①サンズ・スカイパーク展望台のチケットを買う(23シンガポールドル)
②スカイパークのレストランやバーを利用する(飲食代のみで済む。なお高い)
②の方法で、バーに潜り込み、カクテルやら何やらを飲みながら下界を見下ろすのも悪くなかろうと思いはしたのですが、『朝っぱらからバーに行って、下界を見下ろすのって人間的にどうよ?おまけに俺、今、仕事してないんだぜ?人間失格だろ』と思ったので、入場料を払って登りましたよ。23シンガポールドル。
そして、見下ろした下界がこの通り。ほ〜。こんなんなってるんだ。
沖合の船の数がすごいです。さすが交易都市シンガポール。半端じゃない。
ホテル宿泊客しか使えない、屋上プールが向こう側にあります。
あれが金持ち連中です。
手を伸ばしてもプールの水に触れることさえ、全然できません。
ん、なんかいるぞ。あそこに。
ほら。
マーライオンを見に行こう
はい。世界三大がっかりスポットの一つ。マーライオンさん。
どうせ、シンガポールに来たんだったら、見に行こうと思って、行きました。歩いて。
一応、マーライオンさん、リニューアルしまして、がっかりされないマーライオンに生まれ変わってました。
ちゃんと、水を吐いてる。
がっかりしないぞ。やるじゃないか。
小さい方のマーライオンも大喜び。
シンガポールNo1チキンライスを食べに行く
昨日行った時は、目の前でチキンライスが売り切れた「天天海南鶏飯」へリベンジしました。だって、悔しいじゃん。
無論、歩いて行きましたよ。マックスウェル・フードパークまで。
15分くらい並んで、ほら、ご覧の通り。
チキンライスって、シンプルそうに見えて、店によって全然味が違うんですよね。
餡の甘さと鶏の柔らかさ、香味豊かなチキンライスがベストマッチでした。
最高ですね。
暑いところで飲む、タイガービールも美味いのです。
ラッフルズホテルのロングバーに行く
シンガポールの歴史を象徴する名門ホテル。ラッフルズホテル。
東洋の真珠という異名を持ち、世界のトラベラーを魅了し続ける、映えあるホテルに日本のニートが何の用?
・・・へへへ。(困ったような笑みを浮かべる)
まあ、いいじゃないですか・・・。へへへ・・・。
ここのラッフルズホテルには、ロングバーという、これまた有名なバーがあり、かのイギリスの文豪、サマセット・モームもここに飲みに来たとか。小説書きにシンガポールに来たのか、スパイで来たのかは分かりませんが。
まあ、そのくらい歴史の長いバーがあるんですよ。
まあ、ね。へへへ。行ってみようかな〜なんて、思っちゃったりして。えへへへ。
行っちゃいましたw
これが看板。
けっこう混んでました。
中はこんな感じです。
ドレスコードとかもなく、気軽に入れるハイエンドなバーです。
ピーナッツがサービスで食べ放題です。殻は床に自由に落としていいので、床はピーナッツの殻だらけです。
ここのロングバーの名物は「シンガポール・スリング」
ここでしか飲めません。女性がお酒を飲み始めた時代に、女性用が気軽に飲めるように発明されたカクテルなのですが、ここではほとんどの人が「シンガポール・スリング」を飲んでます。
飲みました。エキセントリックなお味。
エキセントリックなお味。エキセントリックなお味。エキセントリックなお味。
エキセントリックなお味。まずい。エキセントリックなお味。
う〜ん。ピーナッツの方が美味いかも知れぬ。
まあ、記憶には残る味かな。うん。アルコール版ドクターペッパーみたいなものですね。好きな人は好きだし、飲めない人は飲めない。
ちなみに一杯。38シンガポールドル。(2900円)
たっけええええええええええええええええええええええええええ。
目ん玉ひっくりかえって、視神経がぶちぶち切れる音がしましたよ。
思い出に残りました。雰囲気良いし、涼めるのでお金のある人はどうぞ。
モーム所縁の地に行けたからいいや。
熱中症で、フィッシュヘッドカレーを食う
まあ、ね。ずっと歩いて来ましたし、限界が来ましたよ。
おまけにタイガービールとシンガポールスリングを飲んで、長々歩いてきたわけですしね。
頭フラフラ。熱中症です。
だが、たかが熱中症で、俺のシンガポール旅行が潰されてたまるかと意地を張っちゃったんですね。
リトル・インディアでインド料理屋に入ってしまったのです。
気持ちが悪いのに、スパイスで胃を刺激しようと思うだなんて、バカだね。
食べたのは、シンガポール名物フィッシュヘッドカレー。
文字通り、魚の頭が入ったカレーです。
スモールサイズでこの大きさ。
絶対一人じゃ食い切れない・・・。
だけど、美味しい。めちゃくちゃ美味しい。
スパイスの中に深いコクがあって、食欲が増進されます。だけど、悲しかな、食欲を増進させるスパイスが胃をチクチク攻撃するのです。気持ちが悪いのに・・・。
汗が滝のように吹き出します。一心不乱になって食べながらも、顔色が悪くなっていくぼくをインド人の店員が心配そうに見つめてくる・・・。
ご飯がなくなったあたりで、hakimasita。mottainai。
何やっているんですかねえ・・・。本当に。
土鍋の中にカレーをたっぷり残し、店を出ました。
それから、オーチャードの高島屋に行き、ベンチで休んでおりました。
何やってるんだか・・・。
最後はやっぱりカジノに行く
2時間近くデパートで涼んでいると、さすがに気分も持ち直して来ましたが、さすがに食欲は湧かないし、けっこういい時間になっていました。
これから何をするか・・・。
頭の中で声が反響しました。「カジノ」
オーチャードの高島屋からタクシーに乗り、「マリーナ・ベイ・サンズ」まで爆走。
ぼくはタクシーの車内でずっとカジノカジノと呟いていました。
マリーナ・ベイ・サンズに着くと、直行でカジノに向かいました。
財布の中は100シンガポールドル。(約8000円)
カジノの軍資金としては全然足りないが、一発当たれば・・・。一発さえ当たりさえすれば。
僕はカジノカジノと叫びながら、マリーナ・ベイ・サンズのエスカレーターを駆け上りました。
着きました。
いざ、尋常に勝負。(カジノ内は撮影禁止のため、ご了承下さい)
ルーレット。
もう、勘以外の何者でもありません。コインをぽんぽんぽんぽん、ここだと思うところに置いていきます。
結果、たった3回で50ドルが消える。
無茶だったかあ・・・。
シンガポール経済にあっという間に吸い込まれていきましたよ。ぼくのなけなしの50ドルが。
経済の便所でクソした気分です。ぼくの50ドルはシンガポール経済の海へと向かい排水溝の中へ滑り込んでいきました。
やれやれ。
ぼくは手元に残った50ドルを抱きしめながら、フリードリンクゾーンで何とか消えていった50ドル分の元を取り戻そうとコーラを飲んでいました。
コーラを飲んでいたら、気持ちが悪くなったのでやめました。
帰りました。
この日歩いた距離 30km
この日、45,000歩歩いていました。
炎天下の中、お酒を飲みながらこの距離歩くのは無謀でした。
シンガポールに旅行に行かれる皆さんは、公共交通機関を使い、無理な旅程は立てず、穏やかな旅をお楽しみ下さい。
誰か俺のために、サライを流してくれ。