【貧乏男一人旅】身近で楽しい海外旅行 超弾丸で台北に行ってきました【台北の絶景スポットの象山・パワースポットの龍山寺】
酒に酔った勢いで計画した台湾旅行の最終日の旅程を書いていこうと思います。
本当は台北から離れて、台湾のウユニ塩湖と呼ばれる「高美湿地」に行こうと思ったのですが、帰りのフライトの時間もあるので、前日に引き続き台北市内をまわることにしました。
ガイドブックでもそんなに大きな枠に掲載されていない観光スポットに「象山」というトレッキングロードがあるので、午前中はそこに行くことにした。
MRT(台北の地下鉄)の象山駅が最寄り。駅から出れば、煌めく高級住宅街である。棕櫚の木が植えられた広い公園を囲むように新鮮な色をしたコンクリートの建物が佇立している。公園を過ぎて左に曲がれば、高台への坂道になっていて、マンションの駐車場には警備員が立っている。
公園のコートではおじいちゃんたちがバスケしていた。
駅から徒歩10分ほど歩くと、トレッキングロード入り口に着いた。
・・・正直、象山を舐め切っていた。
午前10時ごろとはいえ台湾の茹で上がるような猛暑の中、運動不足の自分が急勾配の石段を登り続けるのは苦行であるのに、タオルの用意もしていなかった。
おじいちゃんの横を肩で息をしながら上がっていく。
ようやく一時休憩できるスペース。ここからでもかなり良い景色が望める。
さらに階段を登ること15分。空中で溺れ、カニみたく白い泡を吹き出しそうになったが、巨岩が見えてきたら目的地間近。服もTシャツみたいなライトな服装で行けば良かった。
ここが台北市内でも有数の絶景スポットである。6つの巨岩から眺める台北市内は絶景。台北101は登るのも良いが、外から眺めるものであると思う。
巨岩に登りたかったが人が多くて断念した。日本人の観光客はほとんどいなかったが、中国語を話す人や東南アジア系の人がたくさんいたので、海外では有名な観光スポットなんだと思う。
夕暮れ時に来たら、さらに良い景色なんだろうな。(写っているのはぼくではない)
トレイルはもう少し上にも登ることができる。
体を動かしたら、おなかが減った。
昨日食べた小籠包の肉汁の味が混じっていないかと思い、汗を舐めてみたがしょっぱい味がした。我ながらキモイ。
時間が経つと汗臭くなりはじめ、桂花のとんこつラーメンに匹敵するのではないかと思うほど匂いはじめたので洋服を変えたかったがもう使える着替えはなかった。仕方がないのでユニクロへ行ったが、台湾ではユニクロの日本と同じような価格設定も高く感じる。妥協策で、薬局で体拭きシートを買い。昼飯を食いに行った。
「象山」に登る機会があるときは、タオルとか着替えを持って行くことを推奨します。
そろそろ旅費として用意した5万円分も尽きてきたので、安くて美味しいお店で昼飯を食べることにした。台湾旅行は安くあがると言うが、食べ物も美味いのでなんだかんだお金を使い過ぎてしまうのである。
という訳で、ネットで調べた安くて美味しい水餃子のお店に行くことに。
MRT善光寺駅から徒歩10分かからないくらいのところにある『巧之味手工水餃』。
大学が近くにあるからか学生が多い店ではあるが、日本語メニューも置いてあった。
水餃子は最低5個以上注文が必要ではあるが、1個につき5元と激安。5個頼んでも30元。(日本円で120円くらい)
普通の水餃子とキャベツを練りこんで作った生地で作ったホタテの水餃子を注文した。たれにつけずにそのまんま食べても美味い。他にも30元の酸辣湯を注文した。
次に台湾行ったときも、絶対にここのお店は行こうと思う。
ついに3泊4日の台湾旅行のラストイベント。龍山寺へ。
台北の中でも人気のある観光スポットではあったが、龍山寺に行ってしまうと他の場所へ行くのが中途半端になってしまいそうだったために最後まで残していた場所である。
MRT龍山寺駅の目の前にある。
観光客のみならず、現地の台湾人らしき人もたくさんいた。熱狂的な雰囲気である。
お寺の周辺も繁華街になっていて、寂れたお寺という雰囲気では全くない。物静かなお寺も好きだが、慣れ親しまれて賑やかなお寺も中々楽しい。
門をくぐると、滝がある。
華やかでポジティブな雰囲気のお寺。一生懸命祈っている。
お寺そのものも雰囲気あるが、それ以上に手を合わせている人たちからパワーがもらえている気がする。
あまり時間がなくて、長い間滞在できなかったのが残念であった。