【ジャカルタ滞在記】世界一高価なコーヒー、猫のうんコーヒーこと、「コピ・ルアク」を飲んできました。
猫の糞コーヒーはインドネシア発祥
丁度、ぼくは今、ジャカルタに滞在しているので、どうせならと思い、インドネシア発祥である猫の糞コーヒーを飲んできました。
猫の糞コーヒーと言うのは、ジャコウネコという種類の猫にコーヒー豆を食べさせて、
未消化の糞の中のマメを挽いて飲んでしまおうという、変態の極地みたいなことをして飲むコーヒーです。
おそらく聞いたことはあるんじゃないかなと思います。
猫の糞コーヒーは、インドネシアの言葉で「コピ・ルアク」と言われます。
この「コピ・ルアク」、ネコの糞の分際で、超高級コーヒーなんですよ。
例えば、日本で飲もうと思うと、1杯3000円〜8000円取られるらしい・・・。
その点、インドネシアだと、高級コーヒーであることには変わりはありませんが、
インドネシアで生産(という言い方もおかしいんだけど・・・)ので、一杯800円程度で済みます。
人生でネコの糞を飲むこともそうそうないと思ったので、これは飲むしかないなと思い、飲んできましたよ。ネコの糞を。
グランド・インドネシアという巨大モールの中のカフェに行った
「コピ・ルアク」は希少性が高いコーヒーなので、近所のカフェで飲むとかそういうノリで飲むものではありません。スーパーなんかでも市販で売っていたりはするんですけど、「コピ・ルアク」の含有率が5%とかだったりするので、正直ちゃんと「コピ・ルアク」を飲んだ気はしませんね。
本来であれば、バリ島やジョグジャカルタのコーヒー農園に行って、飲むなり買うなりするのが一番良さげだったんですけど、ジャカルタにコーヒー農園はないので、グランド・インドネシアという巨大ショッピングモールの中にあるカフェで飲むことにしました。
グランド・インドネシアは、日本でいうところの銀座みたいなところですね。
西武百貨店や無印良品、吉野家、大阪王将などの店も入っています。
この店で飲みました。
コピ・ルアクを実飲!
店内に入ると、いかにもお金を持っていそ〜な人たちがたくさんいました。
インドネシアの物価でコーヒー一杯800円(約100000ルピア)って、めちゃくちゃ高いんですよね。
正直、ぼくは店の中で浮いていましたが、いやいや、そんなことを気にしていたら、美味しく飲めるものもちゃんと飲めなくなると、思い直しました。
注文して、しばらくすると、こんな感じで出てきました。
「コピ・ルアク」であることの鑑定書付きです。店員さんが目の前でコーヒーを入れてくれました。コーヒーカップもゴージャス。でも、飲むのはネコの糞。
では、実飲!!
ふーむ・・・。
ダバダバダ~↑ ダバダバダバダバダババァ↓ ダバダバダババーバ~♪
違いの分かる男。ネスカフェ・ゴールドブレンド。
美味しい。(語彙不足)
まろやか〜な味わい
普通のコーヒーとは明らかに違います。(違いの分かる男っぷりをアピール)
苦すぎず、酸味がきつすぎず、飲みやすい印象ですね。(自信ないなあ・・・)
甘さのないココアを飲んでいるみたいです。(たぶん・・・)
あ、でも、冗談抜きで、美味しかったですよ。
コーヒーとはまたちょっと違った感じ。
猫の糞とは思えない上品な味わいです。
けっこう、いい体験できましたね。
お土産で買っちゃおうかな。