【ジャカルタ滞在記】オランダ統治時代の面影が色濃く残る「ファタヒラ広場」に行ってきました
ジャカルタ有数の観光スポット
今回はジャカルタの観光スポットの一つである「ファタヒラ広場」に行ってきました。
ファタヒラ広場はジャカルタ北部のコタ地区にあります。
ファタヒラ広場は日本でもジャカルタ市内でもなかなか味わえないような、異国情緒を味わうことができます。ジャカルタに来たら、是非とも行っておきたいスポットですね。
オランダ統治時代のジャカルタ「バタビア」
ジャカルタは今でこそ、インドネシアの首都ですが、昔はオランダの植民地でした。
オランダ植民地時代は、ジャカルタはバタビアと呼ばれ、交易の中継地点として栄えていました。日本の江戸〜昭和まではバタビア、日本軍がバタビアを占領した際にジャカルタという名前に改称します。
ファタヒラ広場は、そのオランダ統治時代の名残が色濃く残る場所なのです。
広場はこんな感じです。
やっぱり、ヨーロッパっぽいですね。
平日に行ったので、人は少なめですが、休日は音楽を演奏したり着ぐるみが歩いていたりで大賑わいらしいです。やっぱり、平日はどこの国の人も働いているのかあ・・・。
近くにはジャカルタ歴史博物館や繊維博物館などの博物館も多いです。
ジャカルタ歴史博物館には5000ルピア(35円)で入れます。
ファタヒラ広場巡りで疲れたら、カフェ・バタビアに入りましょう。
ここはオランダ東インド会社(VOC)の事務所として使われていました。ジャカルタのランドマーク的存在になっているカフェです。
内装はこんな感じ。
中世ヨーロッパの雰囲気が味わえますね。オシャンティ。
ちなみにクラブバンドなどが演奏できるスペースなどもあったりします。コーヒーの種類も11種類と豊富です。
ぼくはケチってコーヒーしか飲みませんでしたが、ご飯類もたくさん用意されていました。バタビアコーヒーという、コーヒーとお酒のカクテルなども飲めるので、今度また行ってみたいですね。
また、この界隈にはコーヒーを飲ませるお店も多いので、カフェ巡りなんかをするにも最適かなと思います。
ちなみに猫もたくさんいます。ジャカルタは猫が本当に多い!
立ち上がって、ゴミ箱の中を物色しようとしていました。
チャイナタウン?にも行ってみた
ファタヒラ広場のあるコタ地区は交易の中心地だったこともあり、チャイナタウンもすぐ近くにあります。
徒歩で行ってみることにしました。
かなりディープ・・・。
細い路地をバイクが通り過ぎていき、カメラをぶら下げたぼくのことを怪訝な目で見てくる。カメラぶら下げているってことは観光客アピールになりますからね。財布とか擦られないか、けっこうドキドキでした。
ていうか、ネットの写真でみたチャイナタウンが全然ない・・・。
チャイナタウンが大きすぎるのか、メインストリートに辿り着くことなく迷ってしまいました笑
中国語もあまり聞こえてこず、インドネシア語が飛び交っていました。路地裏っぽいところをずっと歩いていたので、完全なるアウェーでした。
漢方屋が多く、漢方の匂いがプンプンします。
上品なドブの香り。
猫。猫。猫。
それにしても、けっこう冒険したなあ。
かなりディープで楽しかったですけどね。
いわゆる、フォトジェニックな写真もたくさん撮れましたし。まだ下手くそだけど。
多少のオリジナリティのある写真を撮りたければ、フォトジェニックを推すような観光地ではなく、少し寂れて危険な匂いのするところで写真を撮れってことが分かりましたね。