南島を小旅行。クライストチャーチを散策の巻
クライストチャーチに立ち寄る
先月の新型コロナウイルスがまだ深刻化していなかった頃、ニュージーランドの南島へ一週間旅行しました。
そのときに旅行の拠点にしたのが、クライストチャーチ。
キリスト教にさほど馴染みのないアジア人にも、あからさまに仰々しい名前の都市だということは分かりますね。
日本語に直すと、「キリスト教会」ですもん。
まあ、別にクライストチャーチで何かをしたわけでもないのですが、イギリス系移民の多い雰囲気のある街だったので紹介してみたいと思います。
クライストチャーチの場所
クライストチャーチは南島最大の都市です。ニュージーランドの都市は比較的小さいところが多いのですが、クライストチャーチは市内でも車やバス移動が基本です。
徒歩で移動しようと思うと、けっこうきついかも知れないです。
地理的に見ると、こんな位置にあります。
でかい公園と植物園がある
クライストチャーチは緑の多い都市で、「イングランド以外で最もイングランドらしい街」と称されているらしいです。
クライストチャーチで象徴的なのが、公園の規模と数です。
市内には740もの公園があるらしく、そのなかでとりわけて大きいのが街の中心地にある「ハグレイ公園」です。その規模、165ヘクタールで、東京ドーム35個分らしい・・・。(東京ドーム換算で規模感が分かる人って凄い少ないと思うんだけど・・・。これはいつも思う)
さて、時間がなかったので、ハグレイ公園も軽く散策しかできなかったのですが、写真をあげていきたいと思います。
仕事の昼休みのときとかに立ち寄りたくなるような公園でした。植物も綺麗。
ニュージーランド一般でそうなんですけど、ゴミがめちゃくちゃ少ないです。観光客も含めて、ポイ捨てする人もほとんどいないと思います。綺麗に整備されているから、ポイ捨てする気力も起きないし、されていたとしてもすぐに片付けていると思うんですよね。
小川が流れていますねえ。このエイボン川では、パンティングツアーが行われており、下の写真なんかを見ると自分はエモいと感じてしまうのですが、このパンティングツアー、一人30ドルとなかなか高く、ぼくの凹んだ財布ではちょっと躊躇してしまう金額・・・。結局、次クライストチャーチに来るときのお楽しみということにしておきましたとさ。
街中の川に、ウナギとマスが泳いでいる
街中を流れるエイボン川に、ウナギがいました。
それも石段の隙間に何匹も。おそらく10匹くらいは潜んでいました。
こんな街中で・・・。おまけにブラウントラウトも鯉みたいに泳いどる・・・。
どうなっとるんじゃ・・・。さすがニュージーランド・・・。
他の観光客らしき人がウナギのいるところにアイスクリームを落とすと、凄い勢いで群がっていました。
ザリガニ釣りくらいの気軽さでウナギ釣れそう・・・。いいなあ。
崩れた教会がある
さて、クライストチャーチというからには当然教会があるわけですが…
崩れています…
2011年にニュージーランドでは地震がありました。東日本大地震の起こる前の月に…
いまだに、地震の生々しい傷跡が残されています。
それにしても、クライストチャーチはかなりヨーロッパの雰囲気があります。
路面電車が走っていたりして、なかなかお洒落です。
都市というよりも大きな街という感じ
クライストチャーチに長居したわけではないのですが、のんびり過ごすにはちょうどいい街という印象を持ちました。ニュージーランドでは、オークランドの次くらいに大きな都市ですが、せかせか忙しない感じのオークランド(それでも東京に比べたらゆっくりしていますけど・・・)とはまったく違った雰囲気です。
南島の旅の拠点として最適だし、バランスのいい街なのかも知れないですね。